■■トレス台自作記 Part1
Part2
Part3
Part4
─Part3─
■本体の材料を揃える
ここで本体の材料を揃える前に内部の部品の寸法を測り、A3の透写が出来て強度的にも問題がなさそうなように簡単に図面を作成してあります。ハンズなどで材料を加工してもらう(有料)際には置いてある加工指示書に色々と書く必要がありますので、無駄足を踏まないように自分で設計したメモを持って行った方がよいです。その場で考えるのはなかなか難しい気がします。というか面倒です。
・底板 4mm厚ラワン合板 250円
底板には合板を使用しました。本体を何で組むかというのも選択肢がないわけではないのですが、価格的な面で木材以外は選択しにくいと思います。
・横枠 マツ材 500円
・中板 4mm厚ラワン合板 250円
・上板1 3mm厚チーク角棒 500円
・上板2 3mm厚アルミ平角棒 1000円
・3mm厚乳白色アクリル板 2250円
ちなみにここで透明アクリル板ではなく乳白色アクリル板(ちょっと高い)を使っているのは光がなるべく均一になるようにするためです。透明だと蛍光灯の光がシャープに映るので気になる人もいると思います。
ある意味今回最大の目玉です。本来なら5mm厚くらいのアクリル板を底板の大きさに合わせて切ればいいだけだったのですが(それでも2〜3000円はかかります)、どうせなら明るい部分だけ出ていた方が…コードの影はできない方が…
見た目も悪くない方が…とやっていたらとんでもないことに。
つまり
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このようにしたのですが、かなり無駄があるような気がしますね!ここまで来ると後戻りできないので半ばやけくそです。
ちなみにアルミ平角棒を使用しているのは見た目がいいからではなく、アルミはマグネットがつかないことを思い出したのが買って加工した後だったからです。m9(^Д^)クエェーッ!
あと今回は自宅に加工用の工具(ノコギリなど)がまったくなかったため、すべて購入店で有料にて加工してもらっています。アホな設計(強度不足を補うための合板の角穴加工)をしたため工賃が非常に高くつき、
木材切断や金属切断も含め合計で2350円ほどかかりました。
結局本体の材料費は工賃含め7100円、Part2の電子部品5200円と合わせて総計12300円です。うわぁ!
すでに市販のA3サイズトレス台の最低価格を上回っています。あらあらうふふ
というわけでラストへ続く!
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