■■トレス台自作記 Part1
Part2
Part3
Part4
─Part4─
■組み上げ
・接着
木工用ボンドで枠を固定。DCジャックは横枠に開けてもらった穴に押し込んであります。
・配線
蛍光管を等間隔に置いて並列につないでまとめました。下に敷いたアルミは反射材のつもりです。インバータの電源側の導線が延長してありますが、
+と−を間違えると壊れるので導線の色を別々にした方がいいです。冷陰極管の下に導線を通すためゴム足をかませて底面に接着しました。
固定前のテスト点灯の様子。うおっまぶしっ
・仕上げ
上板の材料は全部接着剤で固定しました。上板と本体をどうやって固定するかは迷ったのですが、一応メンテナンスも出来るようにネジ止めしました。
この蛍光管は在庫限りのため壊れても再び同型の物が手に入る可能性はほとんどないので、あまり意味はないのですが…
(2007.7追記 前述の通り1年後の今もこの冷陰極管は普通に売っているようです。いつまで売っているかは分かりませんが、そんなにすぐなくなるようなこともない気がします。なくなったらなくなったで別のもの(ただし電圧電流注意)で構わないでしょう。)
そして完成。お疲れ様でした。
ちゃんと透けます。長時間つけても思ったより熱は…40℃くらいになります。熱!30Wが2cm下の密閉空間で消費されてるのに加え反射材のアルミで熱も反射して上に来るしで当たり前ですね。夏にこれは参った。でも冬になれば暖かくていいかな!
■まとめ
今回は行き当たりばったりで作ったためにかなり割高になってしまい自作のメリットが7割くらい削られてます。
本来トレス台は下の紙が写ればなんだって構わないので、光量をちゃんと見積もって材にこだわらなければ
冷陰極管8→6本 -600円
スイッチいらない(゚д゚) -550円
横板をラワンに -200円
ACアダプタ変更 -700円
上蓋をアクリル1枚に -3500円
計12300円-5550円=6750円
くらいで作成できたはずです。必要な工具が手元にあればもっと下がると思います。
だいぶ長々と書きましたが、基本的には夏休みの工作程度の気分で作れる物です。時間的に余裕のある方は自作するのもいいんではないかと。
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